「若手から活躍できます」という言葉の意味を考えて、会社をえらぼう

「若手から活躍できます」というのが、売り文句になるとまずは会社の人事か広報が考えているという部分で、その会社の社風を計るべきかと思います。

昔は、意外とそういう、うたい文句が人気があった気がするんですが、今時はみんな「賢い」ので、人気ない感じではあります。

「もちろん先輩はフォローばっちりだよ☆」とか付け足してくるけど
いや、当たり前やろ…となるだけ
すごく無責任な印象を受ける
し、めちゃくちゃ名の通った会社がそれ言い出すと、
そんなことしか売りに出来ねえのかよ…とがっかりする
若手のうちはしっかり育ててくれよ
いや、育てなくてもいいけど「若手から活躍できること」を売りにしないでくれよ
よく若手から活躍できます!とか言うけど

「若手から活躍出来るのはおかしい」

「下積み」
みたいな面倒なことをさせられるのは嫌
という部分から出てるんじゃないかなぁと思うんですね。

名の通った会社の場合なら。

就職ナビサイトに掲載される募集広告では、「若くてもバリバリ働ける」というたぐいのコピーをよく見かけます。「下積みの時間が長いより、早く一線で活躍できたほうがいい」と、心引かれてしまう人もいるかもしれませんが、こうした広告を額面どおりに受け取ってはいけません。

すべてがウソとまでは言えませんが、多くの場合、かなり脚色されていて、実際に広告に出てくるような人は、その企業の中でもホンの少数のレアケースであることが少なくないからです。つまり、ほとんどの人はそうはなれないのに、あたかも、「君も彼(彼女)のようになれる」と思わせているので、まゆつばものだと受け止めておくべきです。

ただし、すべての会社で長い下積みを経験しなくてはいけないかというと、実はそうでもありません。大手でも20代で早々に芽が出る人が多く現れるような企業も確かにあります。しかし、そういった会社も問題がないわけではありません。
「若手もバリバリ活躍できる会社」という欺瞞 | 雇用のカリスマが教える会社の「裏側」 | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト

「下積み」をしても報われないことも多い
「下積み」をしない人は評価されないことも多い

若手から活躍出来る人は、本当はごくまれな存在だ
若手から活躍出来るところは、大した仕事をしエちない場合が多い

独立、転職を前提に、短い期間で会社から奪い取れるものは奪い取れる方がお得ということで、その手の会社を積極的に選ぶという人たちも当然いるでしょう

相性があえばそれほど不幸にならないが

多くの人は、一生とは言わないまでも、長い間、就職した会社に勤めて、その給料で生活基盤を得ようと思っているので、その手の会社に入ると、不幸になる人たちもいるという感じではないかとは思う。

アレもコレも満たすような会社は、ほぼない

どこかの経営者が、こういう学生に来てもらいたいとかで、アレもコレも盛る人たちがいるけど、そんな人は皆無か、居たとしてもあなたのような会社にはいかないよってツッコミいれたいことがあるでしょう。

つまり逆のになれば、結局は同じなんですよ。
たいしたことがないのに、アレもコレも会社に盛ったところで、そんな会社は皆無か、そもそもあなたにはそういう会社に採用されることはほぼないというオチですなぁ。

美味しい話に見える場合は、裏がある

イイナぁと思った場合は、裏があるとおもって、そのデメリットも考察しておくほうがよいと思う。

しかし、心がひかれてしまうと、どうしても否定的には考えにくくなるんですね。
逆に、心がひかれないと、本当はそんなに悪くない条件でも、すごく悪く見えて、せっかくの良物件を逃しているという場合もあるかとは思います。

若手でも、こんなに稼げます

若手でも、出世できます

とか、このバリエーションはいろいろあるけどね。
20代でも、給料がxx円ですとかそういうのとか。

ちょっと文言をかえると、騙されたりしますよ。
それは文言を変えると、心のひかれ方が違うからでしょうね。

・若手から活躍出来ても、大変なのは嫌
・若手から給料高いのは、大変でも魅力的

というロジックの人は、同じことを意味していても心のひかれ方が違うだけかとは思う。



スポンサーリンク