就活に必要なのは、相手を「納得させる力」であって、自身が「納得する力」ではない

「ここの企業かここの企業で推薦で進みたいと思っています.」
と伝えたら,その理由を求められてとりあえず話した.

すると自分が以前受けていた会社の一覧を見ながら,
「君は何がしたいの?色々と会社を選んでいるけど,有名企業ばかりで統一性がないから,もう一度それを考えなおしたほうがいいよ.」
と言われた.

いわゆる自分は「大手病」というやつである.


何をやりたいか,どのポジションでやりたいかが順番に来て,最後に会社という箱がついてくるという順番が正しい企業の選び方だと思う.

http://anond.hatelabo.jp/20130415224311

物わかりの良い人は、就活では不利

物わかりが良すぎる人は、就活では損するかもしれないということです。

就活では、相手を納得させる必要があるだけで、自身が納得する必要は全然ないんですね。

大手企業ばかり、統一性もなく受けていても、全然問題ないし、大手企業に行きたいと思っている人は大概そうしていますよ。

まず、業種を絞るのも一つの方法なんですが、たとえば、業種を1つにしてしまうと、その業界では受けが悪いという人は損してしまいます。ほかの業界では、そんなに受けが悪くないとかそういうのがあるんですね。

実際、活動してみないとわからないので、一つに絞るよりかは逆にいいかもしれないんです。

振利な条件かどうかは、本当は主観

大手企業ばかり、統一感なく受けていて、その通り面接で発言したとしても、トータルの受け答えで面接官が納得すれば全然問題ないんですね。

Yes But手法なんかが良いかもしれません。

指摘通り、統一感なかったと思いますが、そういう就活をしてきたからこそ、この業界の御社が良いと感じたのですとかそういう感じで、切り返せばよいんです。

ある意味、面接なんで、お見合いの席と同じで、建前を維持しながら、いかに自身の売り込みができるかということだと思いますよ。


就活で一般的に言われる内容は、ほとんど意味ない

・目的を優先するために、条件を変更できるか?
・本当に譲れない条件はどれか?

この2つぐらいしかパラメータがないんですね。

何がしたいか?で選ぶ人もいるかもしれませんが、日本の大手企業の場合、何をやりたいかではほぼ選べません。どの業界が良いかならまだ選べます。だから、言っていることがそもそも矛盾してるんです。

大手企業に入って、そこそこの給料をもらって、仕事はそこそこに、プライベートを楽しく過ごしたいというのでも十分よいわけですが、それをそのまま面接とかでは言えないだけです。

ただ、それだけのことを、そもそもその考え方が間違ってると思うのは早計すぎるんです。


就活には誠実性とか要求されない

結婚もせずに、遊ぶだけの彼女(彼)を見つけるために行動しても、全然問題ないわけです。

就活に、倫理とか人間性とかいうのを持ち込んでも何もいいことはありません。そんなのは、余裕がある人のみに与えられたオプション設定です。

精神論はみんな大好きなんで、そちらに流れがちですが、精神論なんて「気合いで頑張る」と何ら変わりません。

必死さが足りないからと言って、必死さを出しても、それはそれで相手が引くかもしれないということも忘れがちです。

大手企業を諦めて、中小企業を・・・

ランク?を落としたからと言って、本当に有利になるかは別なんですね。

彼女がほしい、結婚したいという時に、ランクを落とせば、実現できるかを考えてみればわかるかと思います。

ランクを落とせば簡単になるはずと思い込んでいる人は、相性とかそういう問題を無視してると思います。

就活に、穴場なんてない

この情報化社会で、そんな夢みたいなものがあるは思えないでしょう?

裏技なんてものもなくて、正攻法が一番確実。

ただ、自分探しや、業界研究とかは、正攻法でなくて、単に受験対策と同じで面接対策に過ぎないってことをお忘れなく。

正しい順序なんてない

何をやりたいか,どのポジションでやりたいかが順番に来て,最後に会社という箱がついてくるという順番が正しい企業の選び方だと思う.
正しい彼女(彼)の選び方や、結婚相手の選び方に正しい順番とかあるのなら、そうだとおもうけど…


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