面接の心構え
・面接は、1問1答でない・会話(対話)という観点で、受け答えを考えましょう
・正解はない
・1つの2つ回答にミスしても、全体のイメージがOKなら、何も問題ない
・感情を乱される質問には要注意
・反感を抱いたときは、冷静になりましょう
逆説的なんだけど、模範解答だけしかできない就活生も意外と面接に通りにくかったりするんですね。模範解答=正解なんだけど・・・。
だから、模範解答を目指すのは良いことだけど、模範解答できないからと言って卑屈になったり、面接を途中であきらめたりするのは、お勧めできません。
実例で考えてみましょう
http://www.twitlonger.com/show/n_1rlr9t2
やっぱ俺就職できる気がしねえわ。
実際にこれされたもん
http://anond.hatelabo.jp/20140420182043
面接に正解はないので、些細なことを気にしないほうがよいと思う。
ネットで「面接で『リンゴを英語で言うと?』と聞かれたので『アップル』と答えたら『平凡ですね』と言われた。なんというべきだったのか」というネタが上がっていた。その答えは何か?
答えは「アップル」で正解です。
発音の問題で「アポー」とか「アンアンポー」とか、それもみんな正解で、そんな事は割りとどうでもいい事で、面接官も「アップル」と回答してくる、「アップル」以外の答えが無い事を分かっていて質問しているはずです。。
このネタについて、みなさん奇をてらった回答ばかりをしようとしますが、それば逆に不正解です。
奇をてらって「オレンジ」といってみたり、「ジョブズ」といってみたり、それは不正解です。
「アップル」で正しいんです。
ではなぜ面接官は「アップル」としか答えようの無い質問をして、「アップル」と答えたら「平凡ですね」と言ったのでしょうか?
問題は、「平凡ですね」と面接官が言った後に、どういう反応をするのかのテストだと思われます。
多くの人は「あぁそうですから」と終わるのではないでしょうか?
しかし、そういう人は面接で落とされます。
TwitLonger — When you talk too much for Twitter
新卒の場合は、謙虚な態度も大事だとおもいますが、必要以上に謙虚さを出す必要もなく、この場合も、「平凡ですね」という対話に対して、謝る必要なんてないという考えも実はあります。
ただ、「平凡ですね」「そうですか・・」だと、対話が終わってしまうので、微妙な空気が流れたときは、対話をとりあえず継続する方向を考えるのがよいかと思います。
単に、「ほかの方はどのような回答をされたのでしょうか?」でもよいんですね。面接は1問1問でなくて、会話の継続だと考えるべきで、そして1つ1つの答えよりも、全体としてのイメージが大事だと思います。
個人的には、こんなバカな質問をする会社は、マトモな大手会社にはない気がするけど、それで何かが正当化できたとしても、目の前の面接官を相手にしないと合格できないわけですから、相手の性格や考え方にもある程度柔軟に対応したほうがよいでしょう。
勘違いしている会社や面接官は、意外といますけど、そんなのは、勘違いしている就活生がいるというのと同じような話なので、そういう議論は、就活生(当事者)以外の人がすればよいだけの話です。
また上記の引用先をみればわかるが、面接官は変な質問をするのに、就活生がその質問に平凡以外の答えをすると落ちる傾向があるのをみれば、その質問の意図がわかるかと思う。
・30代の面接官に気をつけろ!?
・採用試験で、変なことをする会社には、注意したほうがよい
こんな感じ。
会話や対話と考えれば・・・
質問に直接答える必要はなくて、会話(対話)として成立すればよいと考えれば、答えにくい質問とかにもどう返せばよいかの糸口になるかもしれないと思う。リンゴを英語でいえばなんというか?という質問に
平凡なこと答えですが、Apple以外に思いつきませんと答えれば、
平凡ですねとは返せないんですね。
質問に正解を見つけて答えるという考えだと、Appleを強調した受け答えになりますが、会話(対話)を意識すればその部分が意外と強調されなくなるはずなんですね。
この場合、相手(面接官)が平凡だと思うだろうなという相手を意識しているところに、会話(対話)の部分があり、そこが社会性があると判断されると思います。
・面接は、優秀さのアピールよりも社会性のアピールを重要視すべき
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