面接は、優秀さのアピールよりも社会性のアピールを重要視すべき

面接は社会性のアピールの場

面接会場にて、時折「自分の会社ってすごいんだぞ」って雰囲気をちらつかせる面接官と面接をした。自分も自分に酔ってる部分はあるものの、相手がそれ以上なのでカチンと来た。
http://anond.hatelabo.jp/20121114012226
これは実際に「すごい」かどうかは関係ないのです。こういう場面でもうまく立ち回れて、相手に不快感を抱かせない形で、自分自身の考えなどを伝えられるか評価ポイントとなるわけですね。

実際には、自分自身の考えを伝えることよりも、場の雰囲気が険悪にならないほうが重要です。

相手が本当に優秀なら許せるとかそういう考えは一見正しいようにおもいますが、それって人を馬鹿にしている行為であるということに気付かないとダメなのです。

また逆もあり得ることを意識してください。「私ってすごいんだぞ」という雰囲気をちらつかせた学生がいるということです。社会経験を積んだ人間から見たら、学生はどんなに優秀でも、自分よりも能力的にも上であっても、たしたことが無いように感じるものなんです

面接のやり方に問題がある

そもそも面接の進め方に問題があると感じるのは自分だけか?このような設問を面接で行う場合、面接官は2人以上居る事が望ましい。例えばAさんは人文系、Bさんは理数系と言うようにそれぞれ違った属性の人間を面接官に採用する事が必須条件だ。1対1で面接すると、どうしても質問が偏ってしまう。そのため1対複数の面接を行い、多角的に受験者の特性を読む事が必要だと思うからだ。
http://anond.hatelabo.jp/20121114012226
優秀かどうかを判別する必要がない場合は、今回のやり方で十分。
扱いにくそうで、指示に従いにくそうで、理屈っぽいことがこれだけで十分わかるのではないだろうか?


勘違いした面接官が多いのは当然だと思え

・その会社でずーと働いていて、世間とは違うその会社のルールに染まった人たちである
・自分の会社が素晴らしいと思わない人、客観的過ぎる人は、面接官に選ばれない
・面接官に選ばれる人は、仕事でも結果を出してる能力がある人なので、勘違いしやすい。

参考:
30代の面接官に気をつけろ!?


リクルータと違って、面接官の方は人事部の人でない場合は、ある程度優秀な人が選ばれる傾向にある。

参考:
リクルータとうまく付き合おう / リクルーター制度


面接は、その会社を評価する1つの目安

大企業の場合なら、いろんな人がいる中の一人だと考えておくのが無難だが、中小レベルの企業では面接官をみて、ちょっと変だなと思ったら、その会社もちょっと変なことが多い傾向にある。変というか、社風があなたにもしかして、なじまない可能性があるのでは?という話。

社風に染まれないと、職場になじめないことがほとんどですから、ストレスがたまる以前に仕事がしにくいでしょうね。

ちょっと変だなという感覚は、大事にすべき

会社選びは、客観的な指標以外にもフィーリングのようなものも大事だと思います。ちょっと変だなと感じたら、その直観も大事にしたほうが良いでしょう。

ちょっと変だなと感じたら、かなり変な場合もあるわけです。

これ逆もあって、ちょっと変な学生だなとおもったら、企業側は採用を躊躇する傾向にあります。面接というのは、そういう場の一つなのです。


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