自分自身を客観的に知る方法
就職活動を始めると、「自己分析が大事です」「自己の内面を見つめることが大事です」と言われますが具体的な方法を思えてくれないことが多いでしょう。実は、誰でも簡単にできる方法があります。エゴグラムによる性格診断
http://www.egogram-f.jp/seikaku/
エコグラムというものを利用します。このサイト無料で利用可能です。
企業がおこなう性格診断テストに近いもので、それなりの客観性でそれなりの結果(傾向)を出してくれます。
性格に正解というものはありません。また、まだまだ若いですので、これから先変化していく可能性のほうが高いのです。また、幼い傾向がでるのも若いのですから当然です。
ここで重要なのは、現在の性格がどんなものなのかを知ることなんです。それは欠点を知ることと似ています。欠点はすぐに直すことはできませんが、欠点を知っていれば防げるトラブルも多いでしょう。ただ、それだけのことです。
エコグラムを何回やっても、そんなに変化しないと思います。その変化しない自分自身を記録しておくことです。これを毎年とか数年に1回やると、自分自身が少しずつ変わってきていることも明確にわかります。
ここで下手に、こういう入力をすればこう変わるのではないか?という追及をしてはダメです。企業がおこなう性格診断テストは、学生がそういうこともするだろうという予想のもとに作成されてますし、また毎年毎年対策してるわけですからかなうわけがありません。嘘の回答をしてると判断されると、それが事実であろうとなかろうとそこで切り捨てられます。
自分探しはしてはダメ
就職活動をしているのに、自分探しをしてはダメです。そうしなくても、結果として自分探ししてたというのは仕方がないですし、多くの人はそうなります。なぜ、自分探しをしてはダメなのかというと、それは目的と手段が入れ替わってるからです。そんなことしている暇も余裕もないんです。受験勉強してる時に、この勉強は人生に役に立つのだろうか?と考えるのと同じほど、あまり意味ないことなんです。
社交的、リーダーシップが取れる
社交的でリーダーシップを取れる人が本当にうらやましく思えるときもあるでしょう。でも、そういう性格パターンの人はもともとごくわずかなんです。また急にそういう人間になれるわけでもないですので、就職活動においてそういう努力をすることは無意味です。内向的でリーダーシップが取れないとしても、自分を卑下しない態度でいることが大事です。堂々としてることが大切なんです。自信家の人で良く周りから能力ある人と一時的に誤解される場合があるでしょう。それと同じで、堂々としてることが不利にならない方法の一つです。
性格に合った仕事
このあたりはあまり心配する必要がありません。明らかに性格に合わないような場合は採用されません。また、日本の企業の場合は職種や仕事内容などが選べない形での採用になることが多いですが、性格に合わないような部署に配属されることもほぼありません。ただ、好きな仕事したいとかこの仕事でないと嫌だとかいうのは、日本の企業ではたぶんほぼ無理だと思います。学生に、どういうことをしたいかと聞くのに、選べないというのも変な話ですがそういうルールになってます。
学生に、どういうことをしたいか?という質問は、実はその企業のことをどこまで知ってるとか、この業界についてどこまで知ってるかを調べるための踏み絵みたいなものなんです。だから、希望とかいうのでなくて、ある程度調べてきました、ある程度わかったつもりですというアピールをする質問なんです。質問の本当の意図を知らずに、自分探しや企業、業界研究なんてしても、いつまでも採用されない学生になる可能があるというわけなんですね。
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