就活では、心証を良くする努力はしたほうがよい

周りの雰囲気にあわせれる人が有利

ネ、あのさ、これは真面目(笑)に言うんだけど、常識として考えてアナタが採用担当だったとして、履歴書をわざわざがんばってがんばって手書きをしてくれた人間と、チョチョイのチョイとキーボード叩くだけでこしらえた人間と、どっちを採用しようと思います?

履歴書っていうのは、戦場へ出向く兵士が一筆一筆魂を込めて、この会社しかない、この会社に受からなかったら死んでやる……そんな覚悟を込めて自らの手で書くから美しいし、だからこそこちらとしても「よし受け止めてやろう!」と真剣に向き合う気になるわけ。チョット格好つけすぎたかな(笑)
履歴書はちゃんと手書きで書こうよ、就活生クンたち!

手書きがよいかどうかは別にして、
・自己の価値観を押し通そうという部分
・反感をわざと抱かせる書き方
こういう部分は、就活生は気を付けたほうがよい。

考えを伝えるとしても、ソフトな感じのほうがよい。つまり温和路線ですね。

よく考えればわかるんだけど、「心証」なんですね。
手書きであっても、字が汚すぎるとか、字に特徴がありすぎるとかなら、PC作成のほうが断然有利なこともあろうかと思う。

志望動機とか一部手書きというパターンも時間がない時には有効かもしれません。
年賀状でも、一言手書きで添えられていれば心証が違うのと似たようなものでしょう。

また、意外と面接官の中にこの手の人が多いわけですが、それを無難にかわせる能力がコミュ力です。企業が必要としているのは、そういうコミュ力。

こんな面接官がいる会社はダメだと思っても、とりあえずその場は無難にこなして、内定もらってから考えたらよいと思う。

それはPC作成の履歴書はダメだとおもっても、とりあえずは置いておく会社と似たようなもの。即、書類選考落ちになんてならないことのほうが多い。

手書き有利だという現状はあるかとは思う

履歴書は手書きが有利

 手書きで作成した履歴書とPCで作成した履歴書、採用する側はどのように見ているのだろうか。「手書きが有利」と答えたのは28.7%に対し、「PC作成が有利」は3.0%。「両者に全く差はない」(68.3%)と答えた人が多かったが、手書きの履歴書での応募を有利に扱う企業が多いようだ。
2013年01月15日 :履歴書はやっぱり手書きが有利? 新卒採用の都市伝説 - Business Media 誠

手書きであることで採用側が不利益をこうむらないので、どんな論理も通用しないと思ったほうがよい。

心証は、後押しにはなるが、決定に関与しにくい

手書きの履歴書と、そうでない履歴書の二人のうち一人に決めるときに、手書きだからという理由で決まることは当然ある。しかし、それは、その人にしたいという周りを納得させることが出来る理由の一つとして選ばれただけです。

後付論理の為につかわれただけで、初めからそっちのほうがイイナぁという前提があるわけです。
この場合に、イイなと思ったほうがPC作成の履歴書なら、また違う観点のところの周りを説得できる部分を持ってくるだけです。

結論ありきの時に、使いやすいだけなんですね。

手書き以外は、書類選考の時点で落とすということをしている企業以外は、手書きでなくても問題ないという考え方もできるわけです。

就活では、変なこだわりや、主義主張は捨てたほうがよい

反戦運動をしているわけではないので、そういう運動らしきことを就活に持ち込むとうまくいかない。
美学を持ち込んでも、自己満足であって、就活に有利にならない。

それは逆にも言えて、美学を持ち込んで採用活動をしても、良い人材を手に入れることは出来ません。
変な面接官がいる会社は、えてして、良い人材を手に入れることができません。だって、そんなところで働きたいって思う優秀な人はまずいないんだから。

手書きを強要するような会社にはいれば、不合理なことを強要されるんは目に見えてるわけで、優秀な人は内定が出た中で選ぶとしたら、そういう会社のランクは低く設定するのが目に見えてます。

ただ大きい会社は、面接官が一人とか言うわけはなく、複数名いるのでそんな偏りは無視できるんだけど、小さい会社で面接官が固定されているところは、無視できない感じかも。

優秀な学生は許容される、ブランド力?ある企業は許容される

そういう一面はあるかと思う。
ブランド力のない企業が、あれこれ美学をいっても、就活生たちが許容するかどうかは別。

自己主張の強すぎる人事がいる会社は、働きにくいかも

まず僕の立場から書いておくと、ちょっと差し障り(笑)があるからとりあえずは某大手(笑)外食チェーンの正社員(つまりある程度業界を牽引するエリート達を選ばなきゃならない立場ネ)を選定する人事のそこそこ偉い人ぐらいに思ってください。
履歴書はちゃんと手書きで書こうよ、就活生クンたち!

こういう考え方だと、
手書きでない履歴書の場合は、書類選考で落とすという便利な手法がつかえるので、なにもあれこれ自己主張する必要はないわけです。

つまり、手書きであることの美学を押し付けたいだけで、「使えそうなんだけどPC作成の履歴書なんだけどなぁ」という場合が意外と多いってことだと思うんだけどねぁ。つまりこういうケースでは、「使える」という部分を重要視して採用して、それで、手書きの履歴書を書くような奴に社員教育しなおすということをやりかねないと思う。

まあ、働きづらそうという感じはある。
ただでさえ、普通の会社でも不合理なことが多いのに、たぶんこの手の会社はもっと酷いんじゃないかなと個人的には思わせる。

手書きというのは、慣習であって、正しさを示していない

その証拠に、転職時に履歴書と一緒につける「職務経歴書」とかはA4のワープロ?打ちというのが慣習なんですけどね。それを、熱意を伝えたいからといって、手書きで書いても、逆に読みにくいなぁとか思われるのがオチだと思う。

心証というのは、主張している内容と関係ない

引用先の記事でも、心証よいように書く方法はいくらでもある。

心証を良くしようとおもったら、
・敵意をだしてはダメ
・正しさをかざしてはダメ
・相手の立場を踏みにじってはダメ
とかしういうかんじじゃないかな。

問題意識を持ってもイイが、
賛同者を増やす方法と
目の前の人に伝える方法とは
別で、

就活で求められているのは、後者のことが多い。
目の前の人に使えるというのは、味方になってもらう、ファンになってもらうってことです。

関連記事

履歴書は事前に手書きで数十枚書いておきましょう
手書き履歴書に対する考え方で、就活の合否がわかるかも
スポンサーリンク