「社会人になると、知ることの出来る世界が減ってしまうんだよ」なんてお説教もされたことがある。就活生がよむ、面接本をちょっとよんで考えてみたほうがよいと思う。
しかし大学生のアルバイトで知れる世界っていうのは、そんなに社会全体の縮図なんですか。自分が見知ったほんのわずかな部分で世界全体を知ったような気になるなんてそれこそ世界観小さいんじゃないですか?
追記
まさかこんなに多くの方からアドバイスや叱咤のお言葉を戴けるとは思っていなかったので驚いています。
実はもうバイトの申し込みはしていたのですが、自分で上のような考えが浮かんできたのでどうにか払拭したいと思い、こんな日記を書いてしまいました。
バイトしてない大学生視点で聞きたい
僕自身は、引用先の人の言い分はその通りだと思う。ただ、バイトが役に立たないとかバイト程度では社会を知ることができないとかそういう書き方、言い方がよろしくないと思う。
社会性というのは、周りから反感を買わないとかそういうのも含まれると思う。また、社会の縮図というのは、実はそこにあるんです。匿名ブログにものを書いて、それに対していろいろいう人たちがいる。それが社会の構図でしょう。
反感を抱く人たちが、それっぽい理論で説教めいたことを言ってくるから、言い回しに気をつけないとダメです。バイトしたら、そういうのが身に付くのかもしれないけど、バイトしても身につかない人は身につかない。
あと、どちらかというと、そういう適当な説教をする人のいうことを、鵜呑みにしないほうがよいということを知ってるほうが、社会をしっていると判断されると思います(^^;
就活本には・・
バイトは、社会人経験の内に入らないし、バイトの延長上に社会人があるみたいな態度をとると、面接で落ちやすいとかそういうたぐいのことが書かれていますよ。実際は、バイトも社会人もそんなに変わらないところがあると思うけど、就活というモードになったら、とたんにみんな「違う」ことを強調するし、違いに気づかないと面接に受からないとかいうことを言い出すんですな。
大手企業に行くのなら
配属されるまでに、新人教育があるから、そこで社会で必要な最低限のことは教えてくれるので問題ないです。バイトの経験があると有利かというと全然そんなことはないです。逆に、変な色に染まってると困りますし、変な自信があると困ると思います。配属後に、OJT(On the Job Training )形式で教育していくことが多いと思います。
業界にもよるけど、2年目程度の新人が、下請けや協力会社などを使ったり普通にしてるところがありますよ。それも自身の親と同じような年代の人たちよですよ。
バイト経験があると、なにか役に立つでしょうか?
ブラック企業に行きたいのなら、また話は違うと思うけど・・・・。
バイトしたほうがよいというのは
海外旅行程度は言っておいた方がよいとか、車の免許程度は学生時代にとっておいた方がよいとか、その程度の話だと思う。大学の授業(勉強)でしか学べないこともあるように、バイトでしか学べないことも当然あるでしょう。しかし、大学の授業(勉強)でしかそのことが本当に学べないかというと、そういうこともないのは事実でしょう。
まあ、確かに大学に在籍していない読めない一般に公開されていない書籍(文献)があったり、個人では買えないような実験器具があったりしますけど、そういう条件と同じものがバイトにもあるのなら、まあ、バイトでしか学べないこともあるでしょう。
やりたいことはして、やりたくないことはしなくてもよい
大学時代の4年というのは、意外と短いから、やりたくないことに時間を費やすこともないかと思う。ここで勘違いしやすいのは、遊ぶのは無駄だとか、こういうことは無駄だとか決めつけてしまうことです。無駄に時間を過ごしても問題はないんです。
学生の本分は勉強だということで、必死に勉強ばかりしていても問題ないでしょう。しかしそれで就職したいのに就職できないとなると、勉強だけしていたのが悪いのではないか?という短絡的な話になるわけです。
でも、バイトばかりして成績が悪すぎても、就職は難しいとおもいますけどね。
一時期は、手に職とか資格とかがブームだった感じですが、4年間でできることは4年間の値打ちしかないわけです。資格にしても手に職にしても、実務経験ないものを評価なんてしてくれないのが、社会です。
大学時代って、いろんな人たちが過去いろんな迷走をしてきたわけです。
役に立つことばかりをしていても、偏ってしまう
そういうリスクもあるでしょう。人生において、意外なものが意外な時に役立つこともあるわけですから、無駄を省きすぎると、結局は人生を無駄にします。
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